小売関連株の上昇目立つ、国内経済連動で買い安心感

　ニトリホールディングス<9843.T>、イオン<8267.T>、クスリのアオキ<3398.T>、ビックカメラ<3048.T>が新高値をつけるなど小売関連株の上昇が目立つ。ギリシャ懸念による急落から足もとは買い戻しが利いて全体市場は反発に転じている。そのなか、海外市場や為替動向の影響を受けにくい内需の消費関連セクターは投資対象として安心感があり、物色の方向性にも反映されている。甘利経済再生担当相がきょう午前の閣議後の記者会見でギリシャ問題について、「ギリシャの経済規模は小さく影響を過大にみないほうがよい」と発言したことが伝わり、国内経済ファンダメンタルズの強さに連動する業態として買いを誘っている。

ニトリＨＤの株価は１１時５分現在１万７０円（△４４０円）
イオンの株価は１１時５分現在１７２７．０円（△９９．５円）
クスリのアオキの株価は１１時５分現在５３９０円（△１３０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）