ＵスーパーＨＤが下げ幅を拡大、１９年２月業績は販管費膨らみ計画下振れ

　ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス<3222.T>が後場終盤になって下げ幅を拡大している。午後２時１５分ごろに発表した１９年２月期連結決算が、売上高６９４３億２３００万円（前の期比０．３％増）、営業利益１１８億１１００万円（同１６．０％減）、純利益５３億８００万円（同２８．８％減）となり、従来予想の営業利益１４７億円を下回ったことが嫌気されている。

　国内グループ全体で１３店舗を出店（８店舗を閉鎖）した効果で増収を確保したものの新規出店による人員増や採用時給の上昇で人件費が増加したほか、夏季の猛暑の影響などで電気使用量が増加し水道光熱費が膨らんだことが利益を圧迫した。

　なお、２０年２月期予想は、売上高７１００億円（前期比２．３％増）、営業利益は１２７億円（同７．５％増）、純利益は５４億円（同１．７％増）を見込んでいる。

出所：minkabuPRESS