決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … ユークス、インスペック、ギグワークス (12月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の12月8日から9日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ギグワークス <2375>
　22年10月期の連結経常利益は前の期比49.2％減の4.7億円に落ち込んだが、23年10月期は前期比2.9％増の4.9億円に伸びる見通しとなった。

★No.2　ソフトウェア <3733>
　22年10月期の連結経常利益は前の期比13.2％増の49億円になり、23年10月期も前期比12.2％増の55億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　日本スキー <6040>
　23年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常損益は1.1億円の赤字(前年同期は2.7億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2375> ギグワークス 　東Ｓ　　 +6.77 　 12/ 9　本決算　　　　2.94
<3733> ソフトウェア 　東Ｓ　　 +5.72 　 12/ 9　本決算　　　 12.20
<6040> 日本スキー 　　東Ｇ　　 +5.49 　 12/ 9　　　1Q　　　　赤縮
<1844> 大盛工業 　　　東Ｓ　　 +5.06 　 12/ 9　　　1Q　　　360.71
<6656> インスペック 　東Ｓ　　 +2.82 　 12/ 9　　上期　　　　赤転

<7804> Ｂ＆Ｐ 　　　　東Ｓ　　 +2.74 　 12/ 9　本決算　　　　8.49
<4334> ユークス 　　　東Ｓ　　 +2.31 　 12/ 9　　　3Q　　　 52.75
<3421> 稲葉製作 　　　東Ｓ　　 +1.67 　 12/ 9　　　1Q　　　144.07
<6336> 石井表記 　　　東Ｓ　　 +1.49 　 12/ 9　　　3Q　　　 -6.87
<3161> アゼアス 　　　東Ｓ　　 +1.42 　 12/ 9　　上期　　　-23.18

<7265> エイケン工業 　東Ｓ　　 +1.19 　 12/ 9　本決算　　　　1.37
<3159> 丸善ＣＨＩ 　　東Ｓ　　 +0.92 　 12/ 9　　　3Q　　　-34.47
<3653> モルフォ 　　　東Ｇ　　 +0.11 　 12/ 9　本決算　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース