サイボー、今期経常を50％上方修正

　サイボー <3123> [東証２] が11月9日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の4億1200万円→6億2000万円(前期は8億7400万円)に50.5％上方修正し、減益率が52.9％減→29.1％減に縮小する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の9700万円→2億1300万円(前年同期は3億5900万円)に2.2倍上方修正し、減益率が73.0％減→40.7％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）連結業績予想修正の理由　当第２四半期連結累計期間は、繊維事業の法人ユニフォームやキャンプ関連商品において需要に明るい兆しがみられ販売が拡大したことや、連結子会社のゴルフ練習場事業の来場者が予想に比べ増加したことにより、また通期ではこれら要因に加え、不動産活用事業において大型商業施設のリニューアル工事の一部が翌期に完成引渡しとなる等、修繕費用が減少する見込みであることを主因に、当初業績予想を上回る見込みとなりました。この結果、前回公表しました2022年３月期第２四半期及び通期の連結業績予想を修正するものであります。　なお、今回の業績予想の修正に伴う、配当予想の修正はありません。（２）通期個別業績予想公表の理由　当事業年度は、繊維事業の法人ユニフォームやキャンプ関連商品において需要に明るい兆しがみられ販売が拡大したことや、不動産活用事業においてイオンモール川口の賃貸開始等により売上高が増加する一方、同施設の不動産取得税、登記費用の計上やイオンモール川口前川のリニューアル工事等により費用が増加し、前期実績に比べ営業利益、経常利益及び当期純利益が大幅な減少見込みとなりました。この結果、通期の個別業績予想を新たに公表するものであります。（注）本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。