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トヨタ紡織のニュース
<動意株・3日>(大引け)=トヨタ紡織、川崎汽、テンポイノベなど
トヨタ紡織<3116.T>=後場切り返す。この日、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算を発表した。売上収益は前年同期比13.0%増の1兆1691億7000万円、最終利益は同64.2%減の87億7000万円だった。大幅な最終減益となったが、7~9月期以降は自動車生産が回復基調にあるといい、業績の底入れを期待した買いが集まったようだ。部品供給問題などによる車種構成の変化や、ロシア事業の終了に伴う費用の計上などが利益を押し下げる要因となった。
川崎汽船<9107.T>=後場動意。午前11時30分ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を9200億円から9400億円(前期比24.2%増)へ、営業利益を800億円から850億円(同4.8倍)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を100円から300円へ引き上げたことが好感されている。半導体供給制約などによる乗用車生産への影響はあるものの、自動車船事業で引き続き旺盛な貨物需要が見込まれることなどが要因としている。なお、最終利益は、コンテナ船市況の下落や、期末為替想定の変更及び期央以降の急激な為替変動に伴う一過性の為替差損の発生などにより、7000億円から6500億円(同1.2%増)へ下方修正した。
テンポイノベーション<3484.T>=6日続伸し昨年来高値更新。同社は2日取引終了後、これまで未定としていた期末一括配当を16円(前期実績は12円)にすると発表しており、これが好感されているようだ。また、あわせて23年3月期通期の連結業績予想も修正。売上高の見通しは従来の126億5500万円から130億円(前期は単独決算だったため比較なし)、営業利益の見通しは10億5900万円から11億8500万円に引き上げた。店舗転貸借事業で成約件数が大幅に増加しているほか、不動産売買事業も堅調なことが主な要因だとしている。
NTN<6472.T>=急反発。2日の取引終了後に発表した22年4~12月期決算は、売上高、営業利益ともに大幅な増収増益で着地。4~6月期に赤字に沈んだ最終損益も足もと改善が進んでおり、好決算を評価した買いが一気に流入している。22年4~12月期の売上高は前年同期比21.6%増の5694億2200万円、営業利益は同3.9倍の98億9100万円だった。日本や米州、欧州など各部門とも売り上げは好調。売価転嫁や為替の影響などで日本部門の利益が大きく伸びており、全体業績を牽引した。最終損益は前年同期実績(15億800万円の赤字)から大きく改善し、7億5400万円の赤字で着地した。
KADOKAWA<9468.T>=3日ぶり反発。同社は2日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の178億円から210億円(前期比13.4%増)に引き上げたことが好感されているようだ。売上高予想も2381億円から2486億円(同12.4%増)に上方修正。重点事業である出版、アニメ、ゲーム、教育におけるデジタル分野、及び海外事業が好調に推移しており、なかでも22年2月に発売したゲームIP「ELDEN RING」の収益が当初想定を大きく上回っていることが主な要因だとしている。
愛三工業<7283.T>=急伸。同社はトヨタ系自動車部品会社で燃料ポンプや燃料噴射システムを主力に手掛け、電動車制御システム分野への展開にも積極的。2日取引終了後に発表した23年3月期第3四半期(22年4~12月)決算は営業利益が前年同期比29%増の93億8600万円と大幅な伸びを達成した。製品販売数量の増加に加え、為替の円安効果が寄与した。また、足もとの好決算を受けて通期業績予想の上方修正も発表、営業利益は従来予想の105億円から135億円(前期比38%増)に大幅増額している。8期ぶりに過去最高益の大幅更新となりこれがポジティブサプライズとなった。なお、今期の年間配当も従来計画に3円上乗せの33円(前期実績29円)とする。これにより配当利回りは前日終値換算で4.4%まで高まっており、これも株高を後押ししている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
川崎汽船<9107.T>=後場動意。午前11時30分ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を9200億円から9400億円(前期比24.2%増)へ、営業利益を800億円から850億円(同4.8倍)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を100円から300円へ引き上げたことが好感されている。半導体供給制約などによる乗用車生産への影響はあるものの、自動車船事業で引き続き旺盛な貨物需要が見込まれることなどが要因としている。なお、最終利益は、コンテナ船市況の下落や、期末為替想定の変更及び期央以降の急激な為替変動に伴う一過性の為替差損の発生などにより、7000億円から6500億円(同1.2%増)へ下方修正した。
テンポイノベーション<3484.T>=6日続伸し昨年来高値更新。同社は2日取引終了後、これまで未定としていた期末一括配当を16円(前期実績は12円)にすると発表しており、これが好感されているようだ。また、あわせて23年3月期通期の連結業績予想も修正。売上高の見通しは従来の126億5500万円から130億円(前期は単独決算だったため比較なし)、営業利益の見通しは10億5900万円から11億8500万円に引き上げた。店舗転貸借事業で成約件数が大幅に増加しているほか、不動産売買事業も堅調なことが主な要因だとしている。
NTN<6472.T>=急反発。2日の取引終了後に発表した22年4~12月期決算は、売上高、営業利益ともに大幅な増収増益で着地。4~6月期に赤字に沈んだ最終損益も足もと改善が進んでおり、好決算を評価した買いが一気に流入している。22年4~12月期の売上高は前年同期比21.6%増の5694億2200万円、営業利益は同3.9倍の98億9100万円だった。日本や米州、欧州など各部門とも売り上げは好調。売価転嫁や為替の影響などで日本部門の利益が大きく伸びており、全体業績を牽引した。最終損益は前年同期実績(15億800万円の赤字)から大きく改善し、7億5400万円の赤字で着地した。
KADOKAWA<9468.T>=3日ぶり反発。同社は2日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の178億円から210億円(前期比13.4%増)に引き上げたことが好感されているようだ。売上高予想も2381億円から2486億円(同12.4%増)に上方修正。重点事業である出版、アニメ、ゲーム、教育におけるデジタル分野、及び海外事業が好調に推移しており、なかでも22年2月に発売したゲームIP「ELDEN RING」の収益が当初想定を大きく上回っていることが主な要因だとしている。
愛三工業<7283.T>=急伸。同社はトヨタ系自動車部品会社で燃料ポンプや燃料噴射システムを主力に手掛け、電動車制御システム分野への展開にも積極的。2日取引終了後に発表した23年3月期第3四半期(22年4~12月)決算は営業利益が前年同期比29%増の93億8600万円と大幅な伸びを達成した。製品販売数量の増加に加え、為替の円安効果が寄与した。また、足もとの好決算を受けて通期業績予想の上方修正も発表、営業利益は従来予想の105億円から135億円(前期比38%増)に大幅増額している。8期ぶりに過去最高益の大幅更新となりこれがポジティブサプライズとなった。なお、今期の年間配当も従来計画に3円上乗せの33円(前期実績29円)とする。これにより配当利回りは前日終値換算で4.4%まで高まっており、これも株高を後押ししている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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