オーミケンシ、今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で70％の赤字

　オーミケンシ <3111> [東証Ｓ] が11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は10.4億円の赤字(前年同期は5.6億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の10億円の赤字→18億円の赤字(前期は11.1億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を70.5％毀損する規模となった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は7.6億円の赤字(前年同期は5.5億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は7.5億円の赤字(前年同期は7.4億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-1.8％→-4.5％に悪化した。

株探ニュース