Ｊフロント、前期最終を8％下方修正

　Ｊ．フロント　リテイリング <3086> [東証Ｐ] が3月23日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。23年2月期の連結最終利益を従来予想の160億円→147億円(前の期は43.2億円)に8.1％下方修正し、増益率が3.7倍→3.4倍に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終利益も従来予想の58.4億円→45.4億円(前年同期は63.1億円)に22.2％減額し、減益率が7.5％減→28.0％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上収益、事業利益は、度重なる感染症拡大や行動制限等による影響が縮小に向かうなか、重点戦略・施策の効果により、主に百貨店事業において総額売上高が計画を上回って推移したことなどから、前回発表予想を上回る見込みです。一方、営業利益は、主に、上記の事業整理損及び減損損失を計上する見込みにあることから、前回発表予想に対し約45億円下回る見込みです。上記により、税引前利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益は、前回発表予想に対し各々減少する見込みです。（将来に関する記述等についてのご注意）　本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が本資料発表日現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。