決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … 関通、ＵＵＵＭ、チムスピ (7月14日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　リックソフト <4429>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比28.8％減の8900万円に減り、通期計画の5億4400万円に対する進捗率は16.4％にとどまり、さらに前年同期の31.1％も下回った。

▲No.3　エルテス <3967>
　21年2月期の連結経常損益を従来予想の5000万円の黒字→3億7000万円の赤字(前期は1億7400万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.4　Ｎｏ．１ <3562>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は4100万円の赤字(前年同期は2200万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4429> リックソフト 　東Ｍ 　 -20.20 　　7/14　　　1Q　　　-28.80
<4397> チムスピ 　　　東Ｍ 　 -18.15 　　7/14　　　3Q　　　 61.49
<3967> エルテス 　　　東Ｍ 　 -15.74 　　7/14　　　1Q　　　　赤転
<3562> Ｎｏ．１ 　　　ＪＱ 　 -14.90 　　7/14　　　1Q　　　　赤拡
<3192> 白鳩 　　　　　ＪＱ 　 -10.19 　　7/14　　　1Q　　　　赤縮

<3892> 岡山製紙 　　　ＪＱ　　 -9.69 　　7/14　本決算　　　-50.28
<7065> ｕｐｒ 　　　　東２　　 -9.36 　　7/14　　　3Q　　　 34.61
<9326> 関通 　　　　　東Ｍ　　 -8.97 　　7/14　　　1Q　　　　　－
<6150> タケダ機械 　　ＪＱ　　 -7.55 　　7/14　本決算　　　-92.62
<3990> ＵＵＵＭ 　　　東Ｍ　　 -6.96 　　7/14　本決算　　　-15.24

<6634> ネクスＧ 　　　ＪＱ　　 -5.85 　　7/14　　上期　　　　赤縮
<7077> ＡＬｉＮＫ 　　東Ｍ　　 -5.70 　　7/14　　　1Q　　　　　－
<7604> 梅の花 　　　　東２　　 -4.64 　　7/14　本決算　　　　　－
<7083> ＡＨＣ 　　　　東Ｍ　　 -4.39 　　7/14　　上期　　　　　－
<6558> クックビズ 　　東Ｍ　　 -3.39 　　7/14　　上期　　　　赤転

<3177> ありがとうＳ 　ＪＱ　　 -3.32 　　7/14　　　1Q　　　　赤転
<3760> ケイブ 　　　　ＪＱ　　 -3.19 　　7/14　本決算　　　　　－
<3174> ハピネス＆Ｄ 　ＪＱ　　 -2.84 　　7/14　　　3Q　　　-92.65
<7847> グラファイト 　ＪＱ　　 -2.70 　　7/14　　　1Q　　　　赤転
<3065> ライフフーズ 　ＪＱ　　 -1.13 　　7/14　　　1Q　　　　赤転

<4616> 川上塗 　　　　東２　　 -1.11 　　7/14　　上期　　　-96.53
<9264> ポエック 　　　ＪＱ　　 -1.09 　　7/14　　　3Q　　　 88.79
<3181> 買取王国 　　　ＪＱ　　 -0.94 　　7/14　　　1Q　　　-39.02
<3541> 農業総研 　　　東Ｍ　　 -0.80 　　7/14　　　3Q　　　　黒転
<2722> アイケイ 　　　東２　　 -0.31 　　7/14　本決算　　　　6.10

<5967> ＴＯＮＥ 　　　東２　　 -0.28 　　7/14　本決算　　　　　－

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース