ペッパー、今期最終を一転赤字に下方修正

　ペッパーフードサービス <3053> が11月13日大引け後(16:00)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の最終損益(非連結)は33億円の赤字(前年同期連結は19.2億円の赤字)に赤字幅が拡大した。3四半期連続で債務超過(2.4億円)となった。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1.3億円の黒字→38.5億円の赤字(前期連結は27億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の最終損益は5.5億円の赤字(前年同期連結は7.8億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の最終損益は46億円の黒字(前年同期連結は24.3億円の赤字)に浮上したが、売上営業損益率は前年同期の-2.1％→-20.8％に急悪化した。

　※今期から非連結決算に移行。

株探ニュース