ＪＩＮＳＨＤ、今期経常を一転4％減益に下方修正、配当も20円減額

　ジンズホールディングス <3046> が7月14日大引け後(16:00)に決算を発表。21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比51.0％増の39.7億円に拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の78.8億円→56億円(前期は58.2億円)に29.0％下方修正し、一転して3.9％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益も従来予想の53億円→30.1億円(前年同期は24.5億円)に43.1％減額し、増益率が2.2倍→22.8％増に縮小する計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の65円→45円(前期は25円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結経常損益は13.9億円の黒字(前年同期は7.3億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-5.7％→8.2％に急改善した。

株探ニュース