ＰＣＮＥＴが後場上げ幅を拡大、第１四半期営業利益は１６％増で過去最高

　パシフィックネット<3021.T>が後場上げ幅を拡大している。正午ごろに発表した第１四半期（６～８月）連結決算が、売上高１１億６５００万円（前年同期比２．３％増）、営業利益１億５０００万円（同１５．９％増）、純利益１億１００万円（同２２．８％増）と２ケタ増益で、売上高・営業利益が第１四半期として過去最高となったことが好感されている。

　法人・官公庁が業務で使用するパソコンなどをサブスクリプションで提供するＩＴサブスクリプション事業がテレワーク需要もあって大幅に伸長したことが牽引役となった。また、使用済みＩＴ機器の引き取り回収やデータ消去を行うＩＴＡＤ事業の収益性が向上したことも寄与した。

　なお、２１年５月期通期業績予想は、売上高５０億円（前期比９．５％増）、営業利益５億円（同２０．８％増）、純利益３億３０００万円（同１４．０％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS