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グンゼのニュース
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~米ハイテク株高や国内政治リスク後退を材料視~
12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■米ハイテク株高や国内政治リスク後退を材料視
■くら寿司、24/10営業利益 132.0%増 56.99億円、25/10予想 12.3%減 50億円
■前場の注目材料:DMG森精機、奈良工場を4倍に拡張、自動化システム増強
■米ハイテク株高や国内政治リスク後退を材料視
12日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが99ドル安、ナスダックは347ポイント高だった。11月の米消費者物価指数(CPI)が予想と一致したことで、米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げへの見方が強まった。NYダウはディフェンシブ株に利益確定の売りが入ったことで下落した一方、ハイテク株への資金シフトによりナスダック指数は最高値を更新し、初の2万乗せとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比655円高の40065円。円相場は1ドル152円40銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まりそうだ。米国ではCPIの結果を受けてハイテク株主導での上昇となったことで、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>といった指数インパクトの大きい値がさハイテク株に資金が向かう格好になろう。日経225先物はナイトセッションで節目の39500円を開始直後に上放れており、終盤にかけて一時40160円まで切り上げていた。11月7日につけた直近の戻り高値である40170円に接近してきたことで、売り方の買い戻しの動きが強まりやすいだろう。
また、明日の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を前にしてのレンジ切り上げによって、ヘッジ対応に伴う買いが入りやすいため、より上へのバイアスが強まる可能性がありうそうだ。日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σ(39810円)および11月7日の戻り高値39884.01円を突破し、11月のSQ値である39901.35円を捉えることができると、買い戻しの動きが一段と強まる可能性があるだろう。
ただし、+2σを上回ってくるようだと、短期的な過熱感が警戒されるとも考えられるため、買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。また、自民、公明、国民民主の3党は11日、所得税の非課税枠「年収103万円の壁」に関し2025年から引き上げることで合意した。2024年度補正予算案に賛成するのと引き換えに税制改正で譲歩した形であるが、政治リスクが解消された点は評価されそうだ。
物色はハイテク株主導の上昇が見込まれ、弱いトレンドを形成している銘柄には自律反発狙いの買いが入りやすいだろう。インデックスに絡んだ資金が流入しやすい需給状況になるため、中小型株への広がりは限られる可能性はあるとみておきたい。そのほか、円相場が1ドル=152円台半ばと円安に振れて推移していることから、自動車や機械など輸出関連へも資金が向かいそうである。
■くら寿司、24/10営業利益 132.0%増 56.99億円、25/10予想 12.3%減 50億円
くら寿司<2695>が発表した2024年10月期業績は、売上高が前期比11.1%増の2349億5000万円、営業利益は同132%増の56億9900万円だった。2025年10月期業績は、売上高が前期比3.4%増の2430億円、営業利益は同12.3%減の50億円を計画。配当を含めた株主への公平な利益還元のあり方という観点から、株主優待制度を廃止。配当は1株当たり20円の記念配を実施し、1株当たり40円とする。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39372.23、+4.65)
・ナスダック総合指数は上昇(20034.89、+347.65)
・1ドル=152.30-40円
・シカゴ日経先物は上昇(40065、+655)
・SOX指数は上昇(5027.80、+133.10)
・VIX指数は低下(13.58、-0.60)
・米原油先物は上昇(70.29、+1.70)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・DMG森精機<6141>奈良工場を4倍に拡張、自動化システム増強
・酉島製作所<6363>CO2分離・回収を開拓、本社工場に高圧ポンプ試験設備
・ニデック<6594>水冷部品を外販、AIサーバー向け商機
・日産自<7201>経営再建へ、役員体制変更でCFOに北米社長
・ホンダ<7267>GM、無人タクシー事業撤退、自動運転の提携解消
・芙蓉総合リース<8424>丸紅などと新会社、タイで商用EVリース、メンテ・充電器設置も展開
・関西電力<9503>原子力災害の収束統括、29年度めど緊急時対策所
・日本ハム<2282>子会社のデイリーフーズが米3社買収、加工・卸を拡大
・SUBARU<7270>次世代ハイブリッド基幹ユニットをフル生産、来年18.6万台
・ユアサ商事<8074>省エネ支援海外で加速、工場を遠隔診断
・三菱重<7011>防衛で人材獲得、3カ年中計、設備含め体制整備
・ブラザー工業<6448>エアバッグ縫製、調整簡単、ブリッジ型ミシン新機種
・JUKI<6440>電子基板、ネジ締めまで1台で、後工程向け装置
・A&Dホロン<7745>セルラーモデルの血圧・体重計、北米市場向け
・アルバック<6728>エッチング技術開発で欧研究機関と連携、光デバイス材料量産
・グンゼ<3002>中国に紡糸機、来年1月稼働
・東レ<3402>高誘電の伸縮性フィルム、柔軟センサー向け
・大林組<1802>GX建機を現場に導入、国内初、CO2大幅減
・東京建物<8804>八重洲再開発を着工、広域の地下通路網を整備
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:30 豪・11月失業率(予想:4.2%、10月:4.1%)
・09:30 豪・11月雇用者数増減(予想:+2.50万人、10月:+1.59万人) <ST>
■米ハイテク株高や国内政治リスク後退を材料視
■くら寿司、24/10営業利益 132.0%増 56.99億円、25/10予想 12.3%減 50億円
■前場の注目材料:DMG森精機、奈良工場を4倍に拡張、自動化システム増強
■米ハイテク株高や国内政治リスク後退を材料視
12日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが99ドル安、ナスダックは347ポイント高だった。11月の米消費者物価指数(CPI)が予想と一致したことで、米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げへの見方が強まった。NYダウはディフェンシブ株に利益確定の売りが入ったことで下落した一方、ハイテク株への資金シフトによりナスダック指数は最高値を更新し、初の2万乗せとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比655円高の40065円。円相場は1ドル152円40銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まりそうだ。米国ではCPIの結果を受けてハイテク株主導での上昇となったことで、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>といった指数インパクトの大きい値がさハイテク株に資金が向かう格好になろう。日経225先物はナイトセッションで節目の39500円を開始直後に上放れており、終盤にかけて一時40160円まで切り上げていた。11月7日につけた直近の戻り高値である40170円に接近してきたことで、売り方の買い戻しの動きが強まりやすいだろう。
また、明日の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を前にしてのレンジ切り上げによって、ヘッジ対応に伴う買いが入りやすいため、より上へのバイアスが強まる可能性がありうそうだ。日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σ(39810円)および11月7日の戻り高値39884.01円を突破し、11月のSQ値である39901.35円を捉えることができると、買い戻しの動きが一段と強まる可能性があるだろう。
ただし、+2σを上回ってくるようだと、短期的な過熱感が警戒されるとも考えられるため、買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。また、自民、公明、国民民主の3党は11日、所得税の非課税枠「年収103万円の壁」に関し2025年から引き上げることで合意した。2024年度補正予算案に賛成するのと引き換えに税制改正で譲歩した形であるが、政治リスクが解消された点は評価されそうだ。
物色はハイテク株主導の上昇が見込まれ、弱いトレンドを形成している銘柄には自律反発狙いの買いが入りやすいだろう。インデックスに絡んだ資金が流入しやすい需給状況になるため、中小型株への広がりは限られる可能性はあるとみておきたい。そのほか、円相場が1ドル=152円台半ばと円安に振れて推移していることから、自動車や機械など輸出関連へも資金が向かいそうである。
■くら寿司、24/10営業利益 132.0%増 56.99億円、25/10予想 12.3%減 50億円
くら寿司<2695>が発表した2024年10月期業績は、売上高が前期比11.1%増の2349億5000万円、営業利益は同132%増の56億9900万円だった。2025年10月期業績は、売上高が前期比3.4%増の2430億円、営業利益は同12.3%減の50億円を計画。配当を含めた株主への公平な利益還元のあり方という観点から、株主優待制度を廃止。配当は1株当たり20円の記念配を実施し、1株当たり40円とする。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39372.23、+4.65)
・ナスダック総合指数は上昇(20034.89、+347.65)
・1ドル=152.30-40円
・シカゴ日経先物は上昇(40065、+655)
・SOX指数は上昇(5027.80、+133.10)
・VIX指数は低下(13.58、-0.60)
・米原油先物は上昇(70.29、+1.70)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・DMG森精機<6141>奈良工場を4倍に拡張、自動化システム増強
・酉島製作所<6363>CO2分離・回収を開拓、本社工場に高圧ポンプ試験設備
・ニデック<6594>水冷部品を外販、AIサーバー向け商機
・日産自<7201>経営再建へ、役員体制変更でCFOに北米社長
・ホンダ<7267>GM、無人タクシー事業撤退、自動運転の提携解消
・芙蓉総合リース<8424>丸紅などと新会社、タイで商用EVリース、メンテ・充電器設置も展開
・関西電力<9503>原子力災害の収束統括、29年度めど緊急時対策所
・日本ハム<2282>子会社のデイリーフーズが米3社買収、加工・卸を拡大
・SUBARU<7270>次世代ハイブリッド基幹ユニットをフル生産、来年18.6万台
・ユアサ商事<8074>省エネ支援海外で加速、工場を遠隔診断
・三菱重<7011>防衛で人材獲得、3カ年中計、設備含め体制整備
・ブラザー工業<6448>エアバッグ縫製、調整簡単、ブリッジ型ミシン新機種
・JUKI<6440>電子基板、ネジ締めまで1台で、後工程向け装置
・A&Dホロン<7745>セルラーモデルの血圧・体重計、北米市場向け
・アルバック<6728>エッチング技術開発で欧研究機関と連携、光デバイス材料量産
・グンゼ<3002>中国に紡糸機、来年1月稼働
・東レ<3402>高誘電の伸縮性フィルム、柔軟センサー向け
・大林組<1802>GX建機を現場に導入、国内初、CO2大幅減
・東京建物<8804>八重洲再開発を着工、広域の地下通路網を整備
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:30 豪・11月失業率(予想:4.2%、10月:4.1%)
・09:30 豪・11月雇用者数増減(予想:+2.50万人、10月:+1.59万人) <ST>
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