片倉、上期経常は一転15％増益で上振れ着地

　片倉工業 <3001> が8月12日大引け後(16:00)に決算を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比14.9％増の35.2億円に伸び、従来の7.1％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の38億円に対する進捗率は92.8％に達し、5年平均の72.1％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比81.4％減の2.7億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.7％減の17.5億円となり、売上営業利益率は前年同期の16.2％→15.5％に低下した。

株探ニュース