稀にみる優良銘柄
「ご飯がススム キムチ」シリーズを始め、浅漬けやキムチ製品を製造販売する企業。セブンイレブンを中心に総菜として販売し、浅漬け製品では国内トップシェアを誇る。
原材料価格の変化に影響を受ける業態だけに、数年前まで不安定な業績推移を見せていた。2015年2月期には、一旦、営業利益を10億円に乗せたものの、その後、2017年2月期には、営業利益は780百万円まで減少、しかし、2018年2月期には再び10億円超の営業利益(11億31百万円)に復帰した。
今期は、OEM供給や、ECサイトでの乳酸菌製品、健康製品の販売も開始し、これまでの技術をより活用した戦略を展開している。
今期予想の営業利益13億1百万円に対して第3四半期までは11億60百万円と、88.5%の進捗率であり、上方修正の可能性もあるが、前期第4四半期は利益が上がっていないことを考えると、ほぼ着地通りの数値に落ち着く可能性が高い。
2月6日には、新規事業として、埼玉県に外食店を出す計画を発表しており、新たな展開として注目しておくべき動向だろう。この店が成功すれば、外食事業をさらに展開していく方向性が出てくるかもしれない。
株価は、ここ10年間ほぼ右肩上がりに上昇している、稀にみる優良銘柄だと言ってよいだろう。業績悪化の局面でもうまく波動を作り、上昇基調を続けてきたことは、驚きに値する。業績悪化時にも配当を増額させる、特有の株主還元政策がその要因の一つかもしれない。
しかし、昨年の10月から4か月程度、株価は揉んでいる。10月高値は2498円、12月安値は1845円で、その後は三角持ち合いを想像させる動きが続いている。もし三角持ち合いを形成するなら、その中心点は2150円程度だろう。現在の2000円程度の株価はPBR=1.1倍、PER=15.3倍の水準で、その予想成長率を考えれば、割安度は高いと考えられる。
原材料価格の変化に影響を受ける業態だけに、数年前まで不安定な業績推移を見せていた。2015年2月期には、一旦、営業利益を10億円に乗せたものの、その後、2017年2月期には、営業利益は780百万円まで減少、しかし、2018年2月期には再び10億円超の営業利益(11億31百万円)に復帰した。
今期は、OEM供給や、ECサイトでの乳酸菌製品、健康製品の販売も開始し、これまでの技術をより活用した戦略を展開している。
今期予想の営業利益13億1百万円に対して第3四半期までは11億60百万円と、88.5%の進捗率であり、上方修正の可能性もあるが、前期第4四半期は利益が上がっていないことを考えると、ほぼ着地通りの数値に落ち着く可能性が高い。
2月6日には、新規事業として、埼玉県に外食店を出す計画を発表しており、新たな展開として注目しておくべき動向だろう。この店が成功すれば、外食事業をさらに展開していく方向性が出てくるかもしれない。
株価は、ここ10年間ほぼ右肩上がりに上昇している、稀にみる優良銘柄だと言ってよいだろう。業績悪化の局面でもうまく波動を作り、上昇基調を続けてきたことは、驚きに値する。業績悪化時にも配当を増額させる、特有の株主還元政策がその要因の一つかもしれない。
しかし、昨年の10月から4か月程度、株価は揉んでいる。10月高値は2498円、12月安値は1845円で、その後は三角持ち合いを想像させる動きが続いている。もし三角持ち合いを形成するなら、その中心点は2150円程度だろう。現在の2000円程度の株価はPBR=1.1倍、PER=15.3倍の水準で、その予想成長率を考えれば、割安度は高いと考えられる。