一正蒲鉾、7-3月期(3Q累計)経常が86％減益で着地・1-3月期は赤字転落

　一正蒲鉾 <2904> [東証Ｐ] が5月12日大引け後(16:00)に決算を発表。23年6月期第3四半期累計(22年7月-23年3月)の連結経常利益は前年同期比85.8％減の1億2500万円に大きく落ち込み、通期計画の5億円に対する進捗率は25.0％にとどまり、5年平均の116.0％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した4-6月期(4Q)の連結経常損益は3億7500万円の黒字(前年同期は2億6000万円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結経常損益は2億4100万円の赤字(前年同期は5200万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.9％→-2.9％に大幅悪化した。

株探ニュース