ETF売買動向＝12日前引け、野村ＥＳＧコ、野村小売が新高値

　12日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前営業日比123.4％増の2749億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同116.9％増の2439億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　小売 <1630> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＳｏｌａｃｔｉｖｅジャパン <2850> 、グローバルＸ　テック・トップ２０－日本株式 <2854> 、ＮＥＸＴ　運輸・物流 <1628> 、グローバルＸ　新成長インフラ－日本株式 <2847> など6銘柄が新高値。グローバルＸ　日経２２５カバード・コール <2858> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> など17銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> が7.64％高、マザーズ・コア上場投信 <1563> が6.28％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が5.01％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> が4.36％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　産業用金属 <1686> が3.85％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.66％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> は3.33％安、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> は3.22％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が660円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1270億2400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金650億5100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が422億7900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が139億9700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が133億5300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が129億8600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が113億1900万円の売買代金となった。

株探ニュース