ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金2990億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比11.3％減の2990億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同8.7％減の2655億円だった。

　個別ではグローバルＸ　自動運転＆ＥＶ <2867> 、インデックスファンドＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1399> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＳ＆Ｐ５００（為替ヘッジあり） <2634> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ高ベータ３０ <2068> 、上場インデックスファンド米国株式 <2521> など10銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　インバース <2238> 、上場インデックスファンドＳ＆Ｐ　インバース <2240> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　インバース <2249> 、上場インデックスファンド豪州国債（為替ヘッジあり） <2843> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> が3.04％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.46％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> は3.09％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が623円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1672億2700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1643億9000万円をやや上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が256億3800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が135億3700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が130億3800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が123億6400万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が113億円の売買代金となった。

株探ニュース