アップルの時価総額、株急落で５兆4000億円減
ＪＴ１社に匹敵 2013/1/25 6:48 記事保存

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　【ＮＱＮニューヨーク＝増永裕樹】24日の米株式市場でアップル株が大幅安となり、企業価値を示す株式の時価総額がわずか１日で約596億ドル（概算、約５兆4000億円）減少した。減少幅はパソコン大手のヒューレット・パッカード（ＨＰ）とデルの時価総額を合計した規模。日本企業ではＪＴ１社分の価値が消失した格好だ。

　アップルが23日発表した2012年10～12月期決算は、純利益が前年同期比で横ばいにとどまった。主力商品であるスマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」の販売伸び悩みが浮き彫りになり、成長が鈍化するとの懸念が浮上。利益確定売りが広がり、前日比63.5050ドル（12.4％）安の450.5000ドルで通常取引を終えた。