フィールズが反落、２機種の販売を来期へ延期で１６年３月期業績予想を下方修正

　フィールズ<2767.T>が反落。２２日の取引終了後、１６年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の１２００億円から９５０億円（前期比４．６％減）へ、営業利益を６０億円から１０億円（同７８．９％減）へ、最終損益を３５億円の黒字から収支均衡（前期３０億１８００万円の黒字）へと下方修正したことが嫌気されている。

　下方修正は、新基準機に対する市場の需要が想定を下回っていることに加えて、新基準機への移行などで保安通信協会（保通協）の型式試験に時間を要することから、当初販売を計画していた２機種の販売を来期に変更したことが要因としている。


出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）