決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ラクスル、ファーマＦ、シルバライフ (3月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の3月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ラクスル <4384>
　19年7月期第2四半期累計(18年8月-19年1月)の経常損益(非連結)は6500万円の黒字(前年同期は1億2900万円の赤字)に浮上して着地した。

★No.3　ＯＳＧコーポ <6757>
　19年1月期の連結経常損益は4億2500万円の黒字(前の期は2億6300万円の赤字)に浮上し、20年1月期の同利益は前期比36.5％増の5億8000万円に拡大する見通しとなった。

★No.4　大盛工業 <1844>
　19年7月期第2四半期累計(18年8月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比20.8％増の2億円に伸び、通期計画の3.4億円に対する進捗率は59.4％に達し、さらに前年同期の54.7％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4384> ラクスル 　　　東Ｍ 　 +16.30 　　3/12　　上期　　　　黒転
<3444> 菊池製作 　　　ＪＱ　　 +8.85 　　3/12　　　3Q　　　　赤縮
<6757> ＯＳＧコーポ 　ＪＱ　　 +7.35 　　3/12　本決算　　　 36.47
<1844> 大盛工業 　　　東２　　 +5.79 　　3/12　　上期　　　 20.83
<2751> テンポスＨＤ 　ＪＱ　　 +2.85 　　3/12　　　3Q　　　 -2.89

<2929> ファーマＦ 　　東２　　 +2.15 　　3/12　　上期　　　　赤縮
<9262> シルバライフ 　東Ｍ　　 +1.49 　　3/12　　上期　　　 66.21

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース