大戸屋ＨＤ、今期経常を17％下方修正

　大戸屋ホールディングス <2705> [ＪＱ] が3月4日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の5.8億円→4.8億円(前期は6.6億円)に17.2％下方修正し、減益率が12.4％減→27.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.4億円→3.4億円(前年同期は4.2億円)に22.4％減額し、一転して18.6％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、本日公表の「国内全店舗休業に関するお知らせ」のとおり、当社子会社である（株）大戸屋が運営する「大戸屋ごはん処りんくうシークル店」において発生したアルバイト従業員による「不適切動画事案」を真摯に受け止め、国内全店舗の休業を実施させていただくことといたしました。今回の事案による下記の影響及び最近の経営環境を鑑みて、通期連結業績予想を修正いたしました。1.店舗売上高の減少（国内直営事業）2.食材及びロイヤリティ売上高の減少（国内フランチャイズ事業）3.国内フランチャイズ加盟者に対する売上補填額を特別損失に計上（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成されており、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。