①仙台本拠のここは、仙一効果を享受できる可能性を秘めている。東北楽天イーグルスが優勝したら仙台フィーバーで大幅な客数の増加の危険性がある。阪神タイガースを優勝に導いた星野仙一監督の底力をなめてはいけない。

②配当を維持する利益剰余金はまだまだ豊富。しかも、大株主のグループ会社が過半数（６０.1％）の株を掌握しているhttp://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20101029-00930005-fisf-stocks.vipので、実質的なグループ外への配当負担（39.9％）は低い。大株主が社長一族だらけの会社がばりばり自分らが貰う目的で高配当を続けるのと一緒。
　子会社は親会社が搾取するために存在し、従業員は企業が搾取するために存在する大自然界の理とほぼ同じこと。

③株主優待は売り上げの源泉であるし、元々【２６９４】ジー・テイストは、売上至上主義的経営をしており、現に売上高だけは右肩上がりだから、利益剰余金が豊富なこともあり、優待＝売上については減少させることはしない方針であることが想像に難くない。しかも、優待（１０００株当たり）１万円分といっても実際の原価は飲食店関連業ならば５０％以下（材料費）は基本だから株主１人あたり＝５０００円以下の流失でしかないので極めて軽微な維持費で済む。しかも、あくまでも優待券を店舗に直に来させて費消させることを企図していることから、優待品に引き換え可ではない。要するに送料負担がかからない優位性もある。


　※タスコシステムの場合は優待券のかわりに北海道名産品と引き換え可だったため、多くの株主は近在にタスコの店舗が無く、（タスコに）多大な送料負担のかかる北海道名産品を選択した。そのため、北海道が発地のタスコシステムは株主優待（多くは本州向けの送料）による相当の圧迫を受けた。

④今回のMSCBは、振興銀が破たんしたため、振興銀から借り入れている３億３０００万円の兼ね合いと、寡少な手持ち現金、及び来年度の決算から強制適用となる
【資産除去債務】http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/2010/1205486_1612.html
への備えから必然的に行っただけで、極めて一過性に過ぎないマイナス事項だから仕方がない。

⑤ここは、税金を払うくらいなら、わざとM＆Aをし、一時的なのれんの償却損を発生させて赤字決算を計上し、売上高を増やし、来期は買収先の利益を加算して黒字にするパターンが目立つので、今期の赤字はたいした不安材料ではない。

⑥３５円がMSCBがらみの下限であるが、今期の優待（１０００株＝１万円相当）+１株１円５０銭配当は必然的に行はれるであろうから、４５円～４６円の優待族援軍大量発生地帯以下には売り方は、とても攻め込みずらいので買い戻さざるを得ない。

※（仮に、３５円＝３万５０００円までに株価が下がっても１万１３５０円の修正により、４６円以下で入手さえしていれば優待族は赤にならない。実質プラス。）
従って４６円以下は、空売り族には鬼門の地雷原。