決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … サーバワクス、エルテス、ジェーソン (7月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月10日から11日の決算発表を経て12日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　エルテス <3967>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の5000万円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の500万円に対する進捗率が1000.0％とすでに上回り、さらに前年同期の64.0％も超えた。

★No.2　さいか屋 <8254>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は2100万円の黒字(前年同期は2200万円の赤字)に浮上し、通期計画の3000万円に対する進捗率は70.0％となった。

★No.3　旭化学 <7928>
　19年8月期第3四半期累計(18年9月-19年5月)の連結経常利益は前年同期比69.9％増の1億5800万円に拡大し、通期計画の2億円に対する進捗率は79.0％に達したものの、5年平均の88.5％を下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3967> エルテス 　　　東Ｍ 　 +21.79 　　7/11　　　1Q　　　212.50
<8254> さいか屋 　　　東２ 　 +19.44 　　7/11　　　1Q　　　　黒転
<7928> 旭化学 　　　　ＪＱ 　 +13.70 　　7/11　　　3Q　　　 69.89
<4434> サーバワクス 　東Ｍ　　 +7.26 　　7/11　　　1Q　　　　　－
<2404> 鉄人化計画 　　東２　　 +6.72 　　7/11　　　3Q　　 1080.95

<7219> ＨＫＳ 　　　　ＪＱ　　 +6.14 　　7/11　　　3Q　　　 -9.05
<2294> 柿安本店 　　　ＪＱ　　 +4.02 　　7/11　　　1Q　　　 29.28
<7847> グラファイト 　ＪＱ　　 +1.83 　　7/11　　　1Q　　　 60.00
<4673> 川崎地質 　　　ＪＱ　　 +1.62 　　7/11　　上期　　　-13.39
<3711> 創通 　　　　　ＪＱ　　 +1.29 　　7/11　　　3Q　　　 -4.25

<2769> ヴィレッジＶ 　ＪＱ　　 +0.72 　　7/11　本決算　　　　2.71
<3080> ジェーソン 　　ＪＱ　　 +0.54 　　7/11　　　1Q　　　 -5.30
<9661> 歌舞伎 　　　　東２　　 +0.52 　　7/11　　　1Q　　　-18.70
<9836> リーバイス 　　ＪＱ　　 +0.41 　　7/11　　上期　　　-57.60
<2683> 魚喜 　　　　　東２　　 +0.21 　　7/11　　　1Q　　　 71.43

<3223> ＳＬＤ 　　　　ＪＱ　　 +0.21 　　7/11　　　1Q　　　　　－
<8887> リベレステ 　　ＪＱ　　 +0.12 　　7/11　本決算　　　 23.03

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース