ハードオフ、今期経常を一転4％減益に下方修正

　ハードオフコーポレーション <2674> が1月30日後場(14:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比11.6％減の7.4億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の13億円→11億円(前期は11.4億円)に15.4％下方修正し、一転して4.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.4億円→6.4億円(前年同期は6.6億円)に23.8％減額し、一転して2.9％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比19.6％減の2.8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の6.4％→5.1％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　既存店売上高は、４月から８月まで５か月連続で前年同期を上回って推移しましたが、台風の影響による一部店舗での休業、消費増税の影響、暖冬による衣料品の不振等の要因により、９月から12月まで前年割れが続いた結果、第３四半期累計では前年同期比1.0％減と計画を下回り推移しております。これを受け、通期の売上高は前回予想を下回る見込みであります。　また、売上総利益率が前年同期比1.2％ポイント減と計画を下回って推移していることから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を下回る見込みであります。