ETF売買動向＝6日大引け、全銘柄の合計売買代金3538億円

　6日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比77.5％増の3538億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同90.7％増の2995億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　ＥＳＧ <1498> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　金融 <1632> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <2048> が新高値。上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジあり） <1487> 、ＭＡＸＩＳ米国国債７－１０年（為替ヘッジあり） <2839> 、グローバルＸ　レジャー＆エンターテインメント <2645> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2512> 、ＮＥＸＴ　ブルームバーグ米国国債　為替ヘッジあり <2648> など14銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が8.51％高、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> が4.19％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　ロシア株式指数 <1324> は5.30％安、上場インデックスファンド豪州リート <1555> は5.21％安、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジあり <2569> は4.96％安、マザーズ・コア上場投信 <1563> は4.55％安、ＵＢＳ　先進国株 <1394> は4.16％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が844円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1869億4100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1123億800万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が324億3200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が158億100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が150億8800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が147億6600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が119億9000万円の売買代金となった。

株探ニュース