ETF売買動向＝23日大引け、全銘柄の合計売買代金1804億円

　23日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比23.0％減の1804億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同25.7％減の1473億円だった。

　個別では上場インデックスファンドＳ＆Ｐ　インバース <2240> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　アルミニウム上場投資信託 <1692> 、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> など6銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.45％高と大幅な上昇。

　一方、グローバルＸ　ＭＳＣＩ　ガバナンス・クオリティー <2636> は4.48％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> は3.52％安、グローバルＸ　ロジスティクス・ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2864> は3.24％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金676億3300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1030億2400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が204億1900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が119億8300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が112億7200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が111億9800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が103億9200万円の売買代金となった。

株探ニュース