ETF売買動向＝29日前引け、野村外国株式、日興ＮＱヘ無が新高値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比17.3％増の1816億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同19.1％増の1572億円だった。

　個別では上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジなし <2568> 、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、ＭＡＸＩＳ全世界株式（オール・カントリー） <2559> 、ｉシェアーズ米国債１－３年ＥＴＦ <2620> など73銘柄が新高値。ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　インバース <2249> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　日経平均インバース <1456> 、上場インデックスファンドＳ＆Ｐ　インバース <2240> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> など15銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＵＢＳ　米国株 <1393> が4.81％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.44％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　レバレッジ <2237> が3.54％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.73％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が409円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金778億2900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金617億4200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が163億8600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が154億4700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が128億7400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が94億700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が93億3600万円の売買代金となった。

株探ニュース