ETF売買動向＝11日大引け、全銘柄の合計売買代金2419億円

　11日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比33.6％増の2419億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同34.9％増の2099億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ日経中小型 <1493> 、ＮＥＸＴ　ブルサ・マレーシア <1560> 、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> 、ＮＥＸＴ　機械 <1624> 、ＮＥＸＴ　情通サ他 <1626> が新高値。ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が5.80％高、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> が4.40％高、ＮＺＡＭ　カーボン・エフィシェント指数 <2567> が3.51％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> が3.35％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が103円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1403億7000万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金1305億600万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が233億700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が153億2800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が115億3100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が49億6500万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が46億6000万円の売買代金となった。

株探ニュース