ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金3008億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比87.4％増の3008億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同72.8％増の2486億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> が新高値。グローバルＸ　ロジスティクス・Ｊ－ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2565> 、上場インデックスファンド日経ＥＳＧリート <2566> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が5.36％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は11.60％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　貴金属バスケット <1676> は7.89％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> は6.11％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は6.10％安、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> は5.83％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が241円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1667億4000万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金1293億100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が373億3400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が94億9000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が88億6400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が86億6600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が46億3600万円の売買代金となった。

株探ニュース