ETF売買動向＝8日前引け、ＷＴ穀物が新安値

　8日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比41.2％増の1897億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同54.0％増の1700億円だった。

　個別ではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　穀物上場投資信託 <1688> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が6.81％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が6.68％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が4.59％高、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> が4.18％高、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　東証ＲＥＩＴ指数 <2556> が3.93％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は6.02％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は5.14％安、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ米国投資適格社債 <2554> は3.96％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が351円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1041億7300万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金903億400万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が377億9600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が68億2500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が67億6600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が40億9400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が24億5700万円の売買代金となった。

株探ニュース