ETF売買動向＝9日前引け、ＥＴＦＳニケが新高値

　9日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比27.6％減の971億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同27.6％減の917億円だった。

　個別ではＥＴＦＳ　ニッケル上場投資信託 <1694> が新高値。ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＵＢＳ　ユーロ圏小型株 <1388> は5.41％安、ＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ設備・人材積極投資企業２００ <1485> は4.75％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.91％安と大幅に下落。

　日経平均株価が152円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金663億3900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1233億4500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が145億6200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が34億2000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が23億1000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が20億4900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が9億9900万円の売買代金となった。

株探ニュース