ETF売買動向＝2日大引け、全銘柄の合計売買代金3387億円

　2日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比99.2％増の3387億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同98.2％増の3176億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＲＥＩＴ <1343> 、ＵＢＳ　米国株 <1393> 、ＳＭＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数上場投信 <1398> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> が新高値。ダイワ銀行上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1648> 、ＮＥＸＴ　建設・資材 <1619> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> 、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> など21銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が5.95％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.04％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が3.73％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は9.71％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は7.46％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は6.59％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は6.33％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は6.19％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が453円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2146億900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金909億4300万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が508億8400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が114億1800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が100億4900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が64億5100万円、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> が44億9200万円の売買代金となった。

株探ニュース