ETF売買動向＝4日前引け、ＥＴＦＳ原油、ＮＹダウが新高値

　4日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比5.5％減の1253億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同8.3％減の1160億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国債券 <2519> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> 、ダイワ商社・卸売上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1646> など12銘柄が新高値。ｉシェアーズ　米国債７－１０年　ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <1482> 、ＮＥＸＴ　インド株式 <1678> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2512> 、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　大豆上場投資信託 <1697> が9.00％高、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が3.43％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は3.39％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が56円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金883億5600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1100億9900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が129億9200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が38億4400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が35億900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が14億2600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が13億1200万円の売買代金となった。

株探ニュース