日本和装、今期経常を2.1倍上方修正、配当も1円増額

　日本和装ホールディングス <2499> [東証２] が11月12日大引け後(15:00)に決算を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は2億5000万円の黒字(前年同期は1億4400万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1億7400万円→3億6000万円(前期は1億5600万円)に2.1倍上方修正し、増益率が11.5％増→2.3倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2100万円→2億0700万円(前年同期は5億0700万円)に9.9倍増額し、減益率が95.9％減→59.2％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の11円→12円(前期は7円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比53.1％減の9700万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の16.1％→7.8％に急低下した。

株探ニュース