ヒューマンが４日ぶり反発、２２年３月期営業利益及び配当予想を上方修正

　ヒューマンホールディングス<2415.T>が大幅高で４日ぶりに反発している。８日の取引終了後、２２年３月期の連結業績予想について、営業利益を２２億６５００万円から２８億４００万円（前期比３．８％増）へ、純利益を１２億８６００万円から１７億５００万円（同１８．５％増）へ上方修正し、あわせて２４円を予定していた期末一括配当予想を３１円５０銭に引き上げたことが好感されている。

　入国制限の解除時期が前回発表予想より長期化すると前提条件を見直したことから、売上高は８８１億６７００万円から８７０億８２００万円（同１．５％増）へ下方修正したものの、人材関連事業で新型コロナウイルス感染症による求人数への影響が想定よりも回復基調にあることが利益を押し上げる見通しだ。

出所：MINKABU PRESS