1,227円
新日本科学のニュース
■メドレー <4480> 3,320円 (+120円、+3.8%)
メドレー <4480> [東証G]が大幅反発。2日の取引終了後、クラウド診療支援システム「CLINICS(クリニクス)」を大幅アップデートしたと発表しており、これが好材料視された。「クラウド診療支援システムCLINICS」は、電子カルテ・レセプトコンピューターといった医療機関における基幹システムに加え、予約・問診・オンライン診療 など周辺業務の効率化を支援するシステム。今回のアップデートにより、「CLINICS」は、対面診療/オンライン診療を問わず、「予約・問診・診察・会計」がシームレスに繋がった診療体験を患者に提供し、医療機関と患者の外来診療にまつわる非効率さの解消に貢献するとしている。
■日ガス <8174> 2,074円 (+72円、+3.6%)
日本瓦斯 <8174> [東証P]が大幅反発で年初来高値を更新。2日の取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結業績予想について、営業利益を25億円から32億円(前年同期比37.8%増)へ、純利益を17億円から22億円(同10.1%減)へ上方修正したことが好感された。売上高800億円(同22.3%増)は従来見通しを据え置いた。ただ、同社では「ニチガス版スマートシティ」に向けた準備段階としてガス・電気のセットアップを積極的に進め、これが顧客基盤の約2割規模(29万件)にまで成長しており、第1四半期の売上総利益が順調に推移したことが利益を押し上げる。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高447億8900万円(同29.1%増)、営業利益38億400万円(同48.3%増)、純利益26億5800万円(同50.0%増)だった。
■山パン <2212> 1,646円 (+55円、+3.5%)
山崎製パン <2212> [東証P]が大幅高で4日ぶりに反発。2日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1-6月)連結決算が、営業利益143億8100万円(前年同期比17.7%増)と2ケタ営業増益となったことが好感された。会計基準の変更に伴い対前年同期の増減率はないものの、売上高は5282億5200万円となり、会社側によると実質7.1%増となった。1月に実施した価格改定効果もあり、主力の「ロイヤルブレッド」を中心とする食パンや「ルヴァンバターロール」をはじめとする菓子パンが好調に推移した。また、不二家 <2211> [東証P]の「カントリーマアム チョコまみれ」が伸長した製菓・米菓・その他商品類部門の売り上げが前年を上回ったことや、ヴィ・ド・フランスの赤字幅が縮小したことなども利益押し上げに寄与した。なお、22年12月期通期業績予想は、売上高1兆560億円、営業利益240億円(前期比30.7%増)の従来見通しを据え置いている。
■メニコン <7780> 3,265円 (+85円、+2.7%)
メニコン <7780> [東証P]が反発。3日午前10時ごろ、ヘルスケア向けサプリメントとして、「ルナリズム ラクトフェリン+葉酸」を発売したと発表しており、これが好感された。「ルナリズム ラクトフェリン+葉酸」は、20代からのトータルフェムケアブランドとして「ルナリズム」をリニューアルしたもの。主要成分のラクトフェリンに加えて、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをもつ亜麻リグナン、冷えを緩和するイチョウ葉エキス、妊娠を考える女性には重要な栄養素である葉酸を配合し、「女性のカラダづくり」をサポートするとしている。
■イーグル工 <6486> 1,036円 (+25円、+2.5%)
イーグル工業 <6486> [東証P]が反発。2日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1520億円から1531億円(前期比8.7%増)へ、営業利益を78億円から84億円(同11.1%増)へ、純利益を59億円から72億円(同26.0%増)へ上方修正したことが好感された。足もとで自動車・建設機械業界向け事業が予想を下回って推移している一方、舶用業界向け事業が好調に推移していることに加えて、上期決算で円安に伴う為替差益の計上が見込まれることが要因としている。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高366億1400万円(前年同期比1.8%増)、営業利益19億4500万円(同22.5%減)、純利益16億2300万円(同20.9%減)だった。
■新日本科学 <2395> 1,972円 (+45円、+2.3%)
新日本科学 <2395> [東証P]が3日ぶりに反発。2日の取引終了後、塩野義製薬 <4507> [東証P]子会社のシオノギファーマと、経鼻投与製剤などの製造開発推進に向けた業務提携契約を締結したと発表しており、これが好材料視された。今回の提携は、新日本科学の経鼻投与製剤等のプラットフォーム技術を活用した事業と、シオノギファーマのCDMO(医薬品製造開発受託)事業との提携により、経鼻投与製剤などの製造開発を効率的に推進するのが狙い。また、経鼻投与製剤などを適用した医薬品開発を希望する顧客に対して、主に製剤研究から治験薬製造までをシームレスで速やかに両社で展開することを目指すとしている。
■大正薬HD <4581> 5,240円 (+120円、+2.3%)
大正製薬ホールディングス <4581> [東証S]が反発、後場プラスに転換した。3日午後0時30分ごろに発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高690億6900万円(前年同期比8.1%増)、営業利益52億5400万円(同96.3%増)、純利益57億5100万円(同4.9倍)と大幅増益で着地したことが好感された。海外セルフメディケーション事業でアジア、欧米ともに経済回復に伴う需要の増加があったほか、 新型コロナウイルス感染症の流行による解熱鎮痛剤の特需が発生し業績を牽引した。また、効率的な広告宣伝費や販売促進費の使用なども奏功した。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高2805億円(前期比4.6%増)、営業利益160億円(同48.9%増)、純利益120億円(同8.6%減)の従来見通しを据え置いている。
■神鋼商 <8075> 3,940円 (+80円、+2.1%)
神鋼商事 <8075> [東証P]が反発、後場一段高し年初来高値を更新した。3日午後1時ごろ第2四半期累計(4-9月)連結業績予想について、売上高を2630億円から2770億円(前年同期比23.6%増)へ、営業利益を45億円から53億円(同29.7%増)へ、純利益を35億円から45億円(同16.6%増)へ上方修正したことが好感された。鋼材価格の高騰に加えて、海外の製造子会社の受注が好調に推移しており、売上高が大幅に増加することが要因としている。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高5400億円(前期比9.2%増)、営業利益97億円(同3.5%減)、純利益70億円(同1.4%減)の従来見通しを据え置いている。第1四半期(4-6月)決算は、売上高1409億3900万円(前年同期比23.7%増)、営業利益34億3700万円(同65.0%増)、純利益31億500万円(同72.9%増)だった。前期に引き続き鉄鋼、非鉄金属の各セグメントが業績を牽引した。
■カカクコム <2371> 2,670円 (+53円、+2.0%)
カカクコム <2371> [東証P]が反発。後場寄り一段高、2600円台後半まで水準を切り上げた。同社は価格比較サイトの草分けでグルメサイト「食べログ」と「価格.com」で業界を先駆する。3日前場取引終了後に発表した23年3月期第1四半期(22年4-6月)決算は最終利益が前年同期比52%増の41億7000万円と5割強の大幅な伸びを達成、これを好感する買いを呼び込んだ。新型コロナウイルスによる影響が一巡し「食べログ」の回復が顕著となり収益に貢献している。株価は7月20日にマドを開けて買われて以降も強調展開を維持してきたが、25日・75日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫っており、テクニカル的にも上値を見込んだ買いが入りやすくなっている。
※3日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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