決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … プロカン、フロンテオ、リベロ (11月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の11月12日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　夢展望 <3185>
　22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は1億0400万円の赤字(前年同期は3億0700万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.2　リビンＴ <4445>
　21年9月期の経常利益(非連結)は前の期比16倍の1億4800万円に伸び、22年9月期も前期比3.4倍の5億円に急拡大を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　日本情報Ｃ <4054>
　22年6月期第1四半期(7-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比42.7％増の2.1億円に拡大し、通期計画の4.9億円に対する進捗率は43.2％に達し、さらに前年同期の23.4％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3185> 夢展望 　　　　東Ｍ 　 +52.81 　 11/15　　上期　　　　赤縮
<4445> リビンＴ 　　　東Ｍ 　 +33.57 　 11/15　本決算　　　237.84
<4054> 日本情報Ｃ 　　東Ｍ 　 +30.36 　 11/15　　　1Q　　　 42.67
<7078> ＩＮＣ 　　　　東Ｍ 　 +26.03 　 11/15　　上期　　　　赤拡
<9246> プロカン 　　　東Ｍ 　 +17.47 　 11/15　　　3Q　　　　　－

<7082> ジモティー 　　東Ｍ 　 +16.74 　 11/15　　　3Q　　　　2.05
<9268> オプティマス 　東２ 　 +16.07 　 11/15　　上期　　 3578.95
<6575> ヒューマンＡ 　東Ｍ 　 +14.83 　 11/15　　上期　　　　黒転
<2158> フロンテオ 　　東Ｍ 　 +14.26 　 11/15　　上期　　　　黒転
<4932> アルマード 　　ＪＱ 　 +10.78 　 11/15　　上期　　　　　－

<6181> タメニー 　　　東Ｍ　　 +9.68 　 11/15　　上期　　　　赤縮
<2173> 博展 　　　　　ＪＱ　　 +9.09 　 11/15　　上期　　　　赤縮
<3900> クラウドＷ 　　東Ｍ　　 +7.32 　 11/15　本決算　　　　　－
<8072> 出版貿 　　　　ＪＱ　　 +6.68 　 11/15　　上期　　　　　－
<9245> リベロ 　　　　東Ｍ　　 +6.14 　 11/15　　　3Q　　　　　－

<4482> ウィルズ 　　　東Ｍ　　 +4.95 　 11/15　　　3Q　　　 37.28
<4377> ワンキャリア 　東Ｍ　　 +4.80 　 11/15　　　3Q　　　　　－
<6736> サン電子 　　　ＪＱ　　 +4.39 　 11/15　　上期　　　　黒転
<7084> キッズＳＨＤ 　東Ｍ　　 +3.44 　 11/15　　上期　　　 35.72
<8105> 堀田丸正 　　　東２　　 +3.08 　 11/15　　上期　　　　赤縮

<7062> フレアス 　　　東Ｍ　　 +2.14 　 11/15　　上期　　　　黒転
<3904> カヤック 　　　東Ｍ　　 +1.74 　 11/15　　　3Q　　　 78.13
<2160> ジーエヌアイ 　東Ｍ　　 +1.36 　 11/15　　　3Q　　　 13.71
<2304> ＣＳＳ 　　　　ＪＱ　　 +1.07 　 11/15　本決算　　　-29.41
<3041> ビ花壇 　　　　東２　　 +0.77 　 11/15　　　1Q　　　　赤縮

<8737> あかつき本社 　東２　　 +0.54 　 11/15　　上期　　　 15.07
<3856> Ａバランス 　　東２　　 +0.19 　 11/15　　　1Q　　　-19.10
<9060> 日ロジテム 　　ＪＱ　　 +0.15 　 11/15　　上期　　　 -3.76

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース