2,640円
S Foodsのニュース
日経平均株価
始値 22397.62
高値 22692.86(13:40)
安値 22316.52(09:00)
大引け 22597.35(前日比 +409.39 、 +1.85% )
売買高 12億7836万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆5472億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は409円高と大幅続伸、一時500円を超える場面も
2.前日の欧米株高を好感、特にナスダック指数が最高値更新で追い風強い
3.為替は1ドル=112円台後半の推移と円安進行、買い戻し加速の背景に
4.オプションSQ算出も全体相場への影響限定的で、その後先物主導で急騰
5.ファストリを筆頭に値がさの225採用銘柄が急騰し、日経平均押し上げ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは224ドル高と急反発した。米中貿易摩擦への懸念がやや後退するなか、中国関連のキャタピラーやボーイングが高く、インテルやマイクロソフトなどIT関連株も買われた。
東京市場では、リスク選好ムードが一気に高まりをみせるなか、円安を追い風に買い戻しが加速、日経平均株価は一時500円を超える上昇をみせた。
13日の東京市場は前日の欧米株市場が総じて強く、米国株市場ではナスダック指数が史上最高値を更新するなど買いが勢いを増しており、これが投資家のセンチメントを改善させた。また、外国為替市場で1ドル=112円台後半の推移と円安が一段と進行、これも輸出セクターを中心に海外ヘッジファンドなどの買い戻しや、国内外機関投資家の実需買いを後押しした。本日は寄り付きにオプションSQ算出に絡む売買があったものの、全体に与える影響は限定的で、通過後は先物主導で上げ足を急速に強めた。また、一部の値がさ株が大幅に上昇し、日経平均の上げ幅を助長する形に。アジア株市場では中国株がやや売りに押されたものの、他のアジア株が総じて強い動きをみせたことも追い風となった。東証1部の売買代金はSQ絡みで2兆5000億円台に膨らんだ。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで大幅高。ファーストリテイリング<9983>も急伸。ソニー<6758>、ファナック<6954>が高く、資生堂<4911>も強い動きをみせた。リクルートホールディングス<6098>が上昇、SUMCO<3436>も買い優勢だった。Olympicグループ<8289>が値上がり率トップに買われ、Gunosy<6047>はストップ高。コスモス薬品<3349>が急騰、古野電気<6814>も値幅制限いっぱいに買われた。じげん<3679>も活況高。
半面、安川電機<6506>が軟調、SMC<6273>も安い。ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も売りに押された。TOKYO BASE<3415>がストップ安、セラク<6199>、デザインワン・ジャパン<6048>が急落。コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186>も大きく値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、リクルート <6098> 、ファナック <6954> 、資生堂 <4911> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約210円。うち127円はファストリ1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はユニファミマ <8028> 、安川電 <6506> 、大日本住友 <4506> 、コンコルディ <7186> 、昭和シェル <5002> 。押し下げ効果は約21円。
東証33業種のうち31業種が上昇し、下落は石油石炭製品、電気・ガス業の2業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)サービス業、(2)繊維製品、(3)精密機器、(4)ガラス土石製品、(5)化学。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)水産・農林業、(2)銀行業、(3)保険業、(4)建設業、(5)鉱業。
■個別材料株
△SFOODS <2292>
3-5月期(1Q)経常は4%増益で着地。
△ディップ <2379>
3-5月期(1Q)経常は22%増益で着地。
△コスモス薬品 <3349>
19年5月期は11期連続営業最高益更新へ。
△じげん <3679>
野村證券が新規に「買い推奨」。
△PRTIME <3922> [東証M]
3-5月期(1Q)経常は86%増益で着地。
△Gunosy <6047>
今期経常は5期連続最高益、ブロックチェーン事業参入へ。
△古野電 <6814>
今期経常を2倍上方修正。
△イワキ <8095>
3-5月期(2Q)経常は63%増益、今期配当を4.5円増額修正。
△CSP <9740>
3-5月期(1Q)経常は65%増益で着地。
△ファストリ <9983>
9-5月期(3Q累計)税引き前は21%増益で着地。
▼Jテック・C <3446> [東証M]
18年6月期業績は計画下振れで着地。
▼エルテス <3967> [東証M]
今期最終を33%下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)オリンピック <8289> 、(2)Gunosy <6047> 、(3)古野電 <6814> 、(4)コスモス薬品 <3349> 、(5)SFOODS <2292> 、(6)CSP <9740> 、(7)SKジャパン <7608> 、(8)じげん <3679> 、(9)イワキ <8095> 、(10)インターアク <7725> 。
値下がり率上位10傑は(1)T-BASE <3415> 、(2)IDOM <7599> 、(3)セラク <6199> 、(4)インテリクス <8940> 、(5)デザインワン <6048> 、(6)ジンズ <3046> 、(7)松屋 <8237> 、(8)コンコルディ <7186> 、(9)海洋掘削 <1606> 、(10)黒谷 <3168> 。
【大引け】
日経平均は前日比409.39円(1.85%)高の2万2597.35円。TOPIXは前日比20.39(1.19%)高の1730.07。出来高は概算で12億7836万株。東証1部の値上がり銘柄数は1547、値下がり銘柄数は473となった。日経ジャスダック平均は3793.95円(8.87円高)。
[2018年7月13日]
株探ニュース
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