プリマ、前期経常を8％上方修正

　プリマハム <2281> [東証Ｐ] が4月22日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の120億円→129億円(前の期は105億円)に7.5％上方修正し、増益率が14.2％増→22.7％増に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の76億円→75億円(前の期は45億円)に1.3％下方修正し、増益率が68.7％増→66.5％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の45.7億円→54.7億円(前年同期は46.8億円)に19.7％増額し、一転して16.9％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年３月期の連結業績は、原材料コストの上昇等の影響を値上げで十分にカバーできず、ハムソーセージ・加工食品の売上高が予想に及ばなかったものの、ベンダー事業が好調に推移し営業利益及び経常利益は予想を上回る見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益はベンダー事業の非支配株主に帰属する当期純利益の増加が見込まれ、ほぼ予想通りとなる見込みです。（注）上記の業績予想は、現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予定数値と異なる可能性があります。