ソーバルが５連騰、発行済み株数の２．８５％を上限とする自社株買いを好感

　ソーバル<2186.T>が５連騰。６月３０日取引終了後に発表した第１四半期（３～５月）連結決算は、売上高２０億４６００万円（前年同期比１５．６％増）、営業利益は１億３６００万円（同２３．６％減）と営業減益に終わったものの、同時に上限を１２万株（発行済み株数の２．８５％）、１億８０００万円とする自社株買いを発表しており、これを好感した買いが入っているようだ。

　自社株買いは、資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行するとともに、株主への利益還元の充実を図るのが目的で、取得期間は７月１日から８月３１日までとしている。

　一方、第１四半期決算は、前期から連結子会社となったアンドールシステムサポート社の売り上げが寄与したことなどで増収となったが、前年同期に利益率の高い案件の検収が集中した反動で営業利益は減益となったという。

　なお、１７年２月期通期業績予想は、売上高８０億円（前期比３．７％増）、営業利益６億２０００万円（同１．６％増）の従来予想を据え置いている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）