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<動意株・18日>(大引け)=神島化、カーチスHD、マクアケなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/12/18 15:06
<動意株・18日>(大引け)=神島化、カーチスHD、マクアケなど  神島化学工業<4026.T>=急動意。25日移動平均線を足場に一気に上放れてきた。日足一目均衡表の雲を完全に抜き去る形で上値指向を強め、きょうは一時73円高の930円まで買われる場面があり、6月21日につけた年初来高値965円も視界に捉えつつある。窯業系の住宅内装材を主力とするが、高層ビル向けなどの需要開拓が進む一方、採算性の低い建材の比率を低め利益率も向上している。19年5~10月期営業利益は前年同期比1.5倍の5億円と急増、20年4月期通期計画の10億6000万円(前期比12%増)は上振れる可能性がある。難燃水酸化マグネシウムなどの化成品製造能力を強化、電気自動車(EV)向け新商品開発にも積極的に取り組んでおり、中期成長期待も強い。

 カーチスホールディングス<7602.T>=一時ストップ高。午後1時ごろ、今年3月に合弁会社設立で基本合意した山東新華錦国際株式の100%子会社である青島新華錦汽車貿易と、来年1月の予定で合弁会社を設立すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。新合弁会社は、中国に自動車及び関連部品の輸出事業を行う拠点を構築し、中央アジア、EU方面への物流・輸出などの事業を具体的に進めるのが狙い。また、カーチスHDが培ってきた日本での自動車流通や査定技術のノウハウにより、中国国内での中古車市場における事業展開を目指すとしている。なお、新会社はカーチスHDの持ち分法適用関連会社となる。

 マクアケ<4479.T>=ストップ高。同社はクラウドファンディングのプラットフォーム「Makuake」を運営するが、11日に東証マザーズに新規公開した。きょう昼ごろ、世界中のアイデアを初披露できるプラットフォーム「造点新貨」を運営するアリババグループのAlifish(アリフィッシュ、中国北京市)と業務提携を発表しており、これが好感された。Alifishはアリババグループ傘下におけるIPライセンス契約およびクリエイティブ・プラットフォーム。アリババのビッグデータを活用し、中国国内外のIPライセンスと提携してグッズの企画からサプライチェーンマッチングまで、あらゆる面でブランドパートナーをサポートする。この提携により、マクアケとは互いのプラットフォームを利用する事業者を紹介することで、日本企業および中国企業がそれぞれの地域に進出する際の相互サポートをおこなう。

 多摩川ホールディングス<6838.T>=急反発。17日に行われた決算説明会で電子・通信用機器事業の進捗率について、上期に5GLowバンド製品に関して各通信事業者に対する認証登録が完了し、一部の高周波コンポーネントの採用が決まったことや、北米、ASEAN地域から大口の引き合いが複数あると説明しており、これが好材料視されているようだ。また、公共インフラについても列車及び官公庁向けの業務用無線関連で大型の引き合い及び受注を獲得し今期から出荷を開始するほか、国の研究機関や民間の次世代通信規格開発関連、官公庁からの大口引き合い案件についても一部を受注したとしている。

 ストリームメディアコーポレーション<4772.T>=ストップ高。17日の取引終了後、自社テレビ局「DATV」で、中国最大のレビューサイトで19年上半期ナンバーワンを獲得した中国ドラマ「あったかいロマンス」を放送すると発表しており、これが好感されている。「あったかいロマンス」はある日突然、同居することになった恋には疎い天才理系男子とかわいい普通女子との初々しくもリアルな恋を描いた胸キュン必至のラブストーリー。原作は、中国の人気作家チャオ・チェンチェン(趙乾乾)の恋愛3部作の同名小説で、同じ3部作シリーズのうちの一つ「ツンデレ王子のシンデレラ」は中国で話題を呼び、日本でも配信され人気となった。

 CDS<2169.T>=一気に新高値圏に突入。同社は技術仕様書(取扱説明書)制作を主力にエンジニアリングなども手掛ける。17日取引終了後、19年12月期業績予想を上方修正、技術システム事業の好調を受け、営業利益を従来予想の13億6000万円から15億円(前期比15.7%増)に増額、更に年間配当も48円から50円に上乗せした。これを好感する形で投資資金が集中する格好となっている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ
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