パソナが急落、第１四半期経常益１０％減で上半期計画進捗率２１％

　パソナグループ<2168.T>が急落している。同社は９日取引終了後に、１６年５月期第１四半期（６～８月）の連結決算を発表。経常利益は２億５６００万円（前年同期比１０．２％減）となり、上半期計画１２億３０００万円に対する進捗率は２０．８％にとどまった。
　売上高は６３８億９１００万円（同８．８％増）で着地。インソーシング（委託・請負）やアウトソーシングをはじめ多くの事業で増収を確保した半面、持ち分法適用会社の投資損失が増加したことが経常利益を押し下げた。なお、上半期および通期業績予想は従来計画を据え置いている。

パソナの株価は１０時１２分現在９５０円（▼７２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）