個人投資家・有限亭玉介：５月はアノマリー通りとなるか！？注目期待株を公開！【FISCOソーシャルレポーター】

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏（ブログ：儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」）が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年4月30日13時に執筆

株＆猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

この度は『5月はアノマリー通りとなるか！？注目期待株を公開！』というテーマで寄稿させて頂きますよ。

さて、5月の相場アノマリーと言えばSell in May(セルインメイ)。つまりは「5月に株は売れ」という事でございますな。

そもそもこの格言の背景となるのは、ヘッジファンドの決算だったり、年初からの上昇波動の一服だったり、原油需要の低下だったりと、様々な推察がありますが、実際はそうでなかったりします。

まずシンプルに過去30年の5月の始値と終値で算出すれば上昇は16回、下落は14回となり、5月は株価が上がる事が若干多いのが事実です。さらに言えば上昇幅の方が下落幅より大きい傾向であり、直近では4年連続で上昇となっております。この時点で「あ、そんなもんですか」という事になりますが…あたくし自身、今年はどうなるかと問われれば「セルインメイにはならない可能性が高い」と考えており、GW明けからは『やや強気』の買い姿勢で臨もうと考えております。

ざっくりとした根拠としては、2月初旬の米国債リスクを発端とした3月度に続く暴落相場によって5月を前に既に需給が反転している事、そして少し前に懸念された米中貿易戦争及び、シリア、北朝鮮問題などの外部環境に関する各種リスクが後退しつつある事、そして現在はそれら要因もあって為替が円安傾向になっている事が挙げられます。

ただし、決算シーズンに際して、今年は昨年末よりも為替が5円以上円高となっており、輸出企業を中心に弱めの決算発表が想定される為、それが相場を冷やす可能性もある事は予め考慮しておかなくてはなりません。また、東証１部の昨年9月以降の累積売買代金が2万2,000～2万3,000円の間では約140兆円に達している事から、目先の戻り売りの圧力は相当に強い事が予想されます。

決算においては、余程の数字が出ない限りその内容はほぼ織り込み済みとなる公算が高く、戻り売りに関しては、前述してきた内容も加味した投資環境のさらなる改善があれば、節目である2万3,000円を上抜いてくる可能性もあるものと見ております。詰まる所、目先は「上値は重い展開は続く可能性もあるが、決算を見極めた後には資金も戻ってくる」というシナリオでいこうかと。

さて、そんな5月度にあたくしが注目している銘柄群を最後にざらっとご紹介させて頂きます。中長期目線でもよさそうな銘柄もあるので、自身のブログでも折を見てご紹介させて頂こうかと存じます。

まずはルックHD<8029>です。レディースアパレルの老舗としても有名であり、近年は百貨店依存からの直営店ブランド・EC事業の強化をはかって業績も堅調でございます。各指標はかなり割安であり、インバウンド関連としても見たいですな。また、商業施設向けWi-Fiサービスを展開するファイバーゲート<9450>も同関連のテーマ株として見ております。また、長らくあたくしが追いかけるジーエヌアイ<2160>も改めて取り上げたいところです。特発性肺線維症(IPF)治療薬「アイスーリュイ」による同社の成長期待に加えて中国・アジアにおける展開などに注目しています。また、全個体電池関連として再び物色を受ける可能性を見るオハラ<5218>も「そろそろ本格的に動くのでは…？」と監視中です。

と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。ここで記してきた銘柄と併せて、期待している銘柄の進捗についてもブログにてご案内させて頂ければと考えております。

あたくしのブログでは元投資系企業に勤めていた経験から、上記のような成長期待株やテーマ株、注目銘柄の実況中継、相場展望のほか、周囲の社長陣や投資家達との酒席におけるヨモヤマ話や、妻の愛を巡り愛猫と闘う日々についてなどなど…随時配信しております。

お時間がありましたら【株　猫旦那】で、ブログを検索して頂ければ幸甚です。

愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名：有限亭玉介
ブログ名：猫旦那のお株は天井知らず


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