ETF売買動向＝9日寄り付き、日経レバの売買代金は170億円と低調

　9日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比36.8％減の335億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同26.8％減の263億円となっている。

　個別では上場　Ｔｒａｃｅｒｓ　米国債０－２年ラダー <2093> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> 、ｉシェアーズ・コアＭＳＣＩ　新興国株　ＥＴＦ <1658> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　貴金属バスケット <1676> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> など16銘柄が新高値。ＮＺＡＭ　上場投信　米国債　７－１０ <2090> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ米国投資適格社債 <2554> 、ＭＡＸＩＳ米国国債７－１０年（為替ヘッジあり） <2839> 、ｉシェアーズ　米国債　３－７年　ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2856> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が5.37％高、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が4.20％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が200円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金170億2600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均264億1000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が17億400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が16億5500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が15億7500万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が13億6500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が9億6100万円の売買代金となっている。

株探ニュース