ETF売買動向＝13日前引け、高ベータ３０、ｉＳ米債１３が新高値

　13日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比13.9％減の1489億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同15.8％減の1312億円だった。

　個別ではｉシェアーズ米国債１－３年ＥＴＦ <2620> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ高ベータ３０ <2068> が新高値。ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＴＯＰＩＸ（年４回決算型） <2625> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が5.95％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が3.55％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.60％安、ＵＢＳ　英国大型株 <1389> は4.19％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は4.10％安、ＮＥＸＴ　運輸・物流 <1628> は3.62％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> は3.26％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が274円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金907億6700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1197億6200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が161億400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が79億3500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が45億9100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が38億5300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が27億7000万円の売買代金となった。

株探ニュース