ETF売買動向＝3日前引け、Ｏｎｅ高配当、ＮＴ中小型が新高値

　3日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比31.1％増の1741億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同36.1％増の1532億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　高配当日本株 <1494> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ野村ＡＩビジネス７０ <2067> 、ＮＥＸＴ　ラッセル野村小型コア <1312> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> など10銘柄が新高値。ＭＡＸＩＳ米国国債７－１０年（為替ヘッジあり） <2839> 、ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、ｉシェアーズ　米国債　３－７年　ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2856> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸインバース（－１倍）指数 <1457> 、ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> など9銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.50％安と大幅に下落。

　日経平均株価が399円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金750億4500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金455億4600万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が288億1300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が104億1400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が95億6500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が73億9200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が69億1600万円の売買代金となった。

株探ニュース