ETF売買動向＝28日大引け、全銘柄の合計売買代金1134億円

　28日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比14.6％減の1134億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同13.1％減の969億円だった。

　個別ではｉシェアーズ　米国ハイイールド債券ＥＴＦ <1361> 、ダイワ上場投信-東証ＲＥＩＴ指数 <1488> 、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ東証ＲＥＩＴ <2066> が新高値。国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（５％） <1567> が4.35％高、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> が3.85％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.79％高、ＮＥＸＴ　ロシア株式指数 <1324> が3.15％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＺＡＭ　ＴＯＰＩＸ <1596> は3.93％安、上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> は3.43％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が1円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金707億1100万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均946億7200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が73億7300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が59億2800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が51億1000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が26億3400万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が14億4900万円の売買代金となった。

株探ニュース