ETF売買動向＝29日前引け、ｉＦＥ科創板、ｉＳロボットが新高値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比61.0％増の1412億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同67.9％増の1199億円だった。

　個別ではｉシェアーズ　オートメーション＆ロボット　ＥＴＦ <2522> 、ＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００） <2630> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国債券 <2519> 、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> 、ＭＡＸＩＳナスダック１００上場投信（為替ヘッジあり） <2632> など11銘柄が新高値。ＳＭＴ　ＥＴＦ　カーボン・エフィシェント日本株 <2642> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> が3.48％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.39％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> は3.26％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> は3.17％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が256円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金539億600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金523億8700万円をやや上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が199億9700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が135億7600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が105億6700万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が60億300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が54億2300万円の売買代金となった。

株探ニュース