ETF売買動向＝12日大引け、全銘柄の合計売買代金1614億円

　12日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比0.3％減の1614億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同0.9％減の1510億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　シンガポール <2045> が新高値。ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が4.95％高、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が4.31％高、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が4.09％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が3.45％高、ダイワ電機・精密上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1642> が3.36％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は6.57％安、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> は4.67％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.88％安、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は3.45％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が378円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金980億8700万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金は991億8100万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が285億5200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が57億1900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が42億5100万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が42億1600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が18億6600万円の売買代金となった。

株探ニュース