大気社が急反発、産業空調分野の工事量が増加し１６年３月期業績予想を上方修正

　大気社<1979.T>が急反発し、上値を押さえていた２５日移動平均線を上回っている。１０日の取引終了後、１６年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の２０５０億円から２１２０億円（前期比１５．４％増）へ、営業利益を９７億円から１１６億円（同３３．８％増）へ上方修正したことが好感されている。国内の産業空調分野で工事量が増加したことに加えて、採算性重視の受注活動やコストダウンへの取り組みが奏功したという。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１５年４～１２月）決算は、売上高１４５３億７０００万円（前年同期比１３．７％増）、営業利益８７億５９００万円（同８６．６％増）だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）